TOP沖縄・南西諸島のチョウアゲハチョウ科>シロオビアゲハ


シロオビアゲハ Papilio polytes polytes

(2009.12.19最終更新)

 

 本種は、沖縄・南西諸島のアゲハチョウ科の中でもっともポピュラーな存在のようだ。

 そうは言っても2006ロードで八重山では、なかなか見られなかった。たくさん見られ、その感想を持ったのは本島に行ってから。それは、数日前に八重山を通過した台風の影響に違いない。それほど台風の通過は成虫にとって大きな影響があるということだ。
 やがて数が回復するのは、台風時に卵、幼虫や蛹などのステージにいたものたちの羽化によって。通年で様々なステージが平行して確保されているからこそ、強力な台風が通過する土地であっても個体数を維持し続けられるのだ。

 オスは、路上の染み出た水に集まっていた。
 オスの班紋は、いずれもその名の白帯型(パンモン型 f.pammon)。

 メスには、白帯型のほかに、赤紋型(ポリテス型 f.polytes)というモンキアゲハに似たタイプがいる。
 これは、ベニモンアゲハ型ともよばれ、毒をもち鳥たちから避けられているベニモンアゲハに擬態している、いうことが通説だ。
 1968年からベニモンアゲハが八重山で定期的に発生し始め、その定着以後に、それまで記録がなかったシロオビアゲハの赤門型が出現したということだ。(松香)
 この赤い班紋の現れ方は、八重山ではベニモンアゲハに似た形で安定しているが、沖縄諸島では、白班が完全に消失する個体までかなりの変異があるそうだ。(松香)

 

Photo & Essays

   


TOP沖縄・南西諸島のチョウアゲハチョウ科>シロオビアゲハ

 

inserted by FC2 system