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ヒメシロチョウ Leptidae amurensis |
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夏型 |
体は細くツマキチョウに似ているけれど、飛び方は、はるかにゆるゆると力なく弱々しい。初めて出会ったときは、どうしてこんなチョウが、自然の中で子孫を残しつづけられるのだろうかと思った。
種の強弱かどうかはわからないが、見られる場所は限られて、数も少なくなっている。関東に近い産地としては、中部地方、長野県や山梨県があげられる。ひと昔前の長野県では、ちょっとした草地に普通にいた、ということらしいが、私にはとても想像できない。 |
東北地方に分布域は広がっているが、そちらはどうなのだろう。「新・栃木県の蝶」(2000年新・栃木県の蝶編集委員会)によれば、栃木県内では、ほぼ絶滅であろうという。 |
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