TOP草原のチョウシジミチョウ科ゴマシジミ


ゴマシジミ Maculinea teleius

 

飛翔 ♂
(山梨県富士吉田市 2001.8.)

 
 
山梨県富士吉田市

 

ハギの花で吸蜜
(2001.8.12)
飛翔

 

長野県麻績村聖高原

 聖高原は、ゴマシジミの産地として、文献で目にしていたが、実際にここのゴマシジミと会うのは、たいへんだった。
 そもそも聖高原は、森の緑が濃くて、高原というより、ゼフが多くいるような森林の環境だ。ところどころに見つかる草原も、ススキのような草しか生えていない乾いたものが多い。かつては、豊かな草原がたくさんあったのかもしれないが…。
 さんざん探し回って、ほとんどあきらめようというとき、ごく限られた場所にて生息しているのを見つけることができた。
 ここのゴマの特徴は、けっこう大型であること、藍色鱗が、翅の中央部ぐらいまで広がっていることのようである。
 この小さなポイントも、いつ草刈りされたり、農薬をまかれたりして、消えてしまうかわからない。私にとって聖高原のゴマは、思い出深く、貴重な存在である。

飛翔

午後の吸蜜


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