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オオゴマシジミ Maculinea arionides takamukui |
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メス カメバヒキオコシにとまる 人も立ち入らないような深山にすむ大きなブルーのシジミチョウ。 |
新潟や群馬が身近な私にとって、その地域でこのチョウと出会うことは、ひとつの目標であった。 出かけたのは、道なき沢を登ったポイント。下草が生える林の中を、コケで足場の悪い沢を一歩一歩つめていった。ミヤマイラクサも多く生え、うっかりさわるとたいへん痛い。何度も足を滑らせた。 |
翅表はゴマシジミより深みのある青。 |
もっと山深いところへ行かねばだめか、と、さらに沢を詰め、広い斜面に出た。そして、びっしりと生えた背丈より高いカメバヒキオコシをかき分けて出会ったのは…なんと、オオゴマではなく、真っ黒な大グマであった。 そうした「命がけ」に報いてくれたのか、その後、先ほどの場所に戻ると、どこからか大きなブルー現れてくれた。撮影にも応じてくれたのがこのページに掲載したもの。 |
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かなり飛翔能力は高いようで、飛翔は素早く、活発に飛び回る。 |
食草カメバヒキオコシ(上) (下)メス 花蕾に産卵 |
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