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ヒオドシチョウ Nymphalis xanthomelas japonica |
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♂ 吸水 |
名前はもちろん、その深紅の赤茶色をひおどしの鎧の色に見立てたものだ。それに体格も立派だし、剛毛の胸毛がびっしり生えているところを、武将に見立ててもいるのかもしれない。初めてつかまえたとき、毛がちくちくしてびっくりした。 本種は、梅雨の頃に一斉に羽化して、そのときは多く見られるが、他の時期は急にみられなくなってしまう。また、減少傾向は県内でも顕著らしい。そんなこともあってか、残念ながらなかなか見られない。食樹のエノキはたくさん生えているのだが。 春の暖かな日に、越冬したものが雑木林の日当たりのよい場所でなわばりをはってるほうがよく見る。本市で初めて見つけたのも、越冬したボロボロの個体で、寄居との境界に近い櫛引であった。 |
市内での記録地点 2008/03/22 武蔵野 鐘撞堂山 |
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