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コノハチョウ Kallima inachus

(2009.12.22最終更新)

 

 

 裏面が木の葉そっくりで、有名な有名なチョウ。ヘタなコメントもいらないかも(それいうと全部の種類?)。

 本種の習性として、頭を逆さに下にして止まる。日本のチョウとしては珍しい。なぜだろうか。
 石垣島では、一箇所だけ林道で出会うことができたが、それは枝先でテリトリーの最中だった。そのときは、普通に横に翅を開いて迎撃体制をとる。

 本島でMさんに案内いただいた特別な場所は、シークワーサー畑だった。幹からは樹液が出るのか、なめていた。

 オスは、その合間に、枝先に止まりテリトリーを張った。ほかのチョウが来るといきおいよく飛び出して追い掛け回す。オオムラサキのようだった。

 沖縄県指定天然記念物。純絶滅危惧種ともなっていて、限られた場所でしかみられないようだ。翅裏の木の葉模様はとてもバラエティに富んでいるとのことなので、次回には色んなタイプを撮影したい。

 

 

沖縄県指定天然記念物
指定年月日: 1969-08-26
所在地: 所在地、地域を定めず指定する
沖縄県版RDB: 準絶滅危惧
環境庁版RDB: 準絶滅危惧

■参照ページ

沖縄県内の天然記念物 (風樹館: 琉球大学資料館

 

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