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イシガケチョウ Cyrestis thyodamas

(2009.12.22最終更新)

 

 このチョウは、本州でも関西以西に分布しているので、沖縄・南西諸島のチョウとはいえない。
 小学生の時分、鹿児島市の街なかフィールドでもこれに一度だけ出合ったことがあって、普段、チョウに詳しい友(その父上がチョウ屋)から奄美産のこの標本を何度も見せられていた自分としては、目茶目茶興奮しないわけにいかなかった。しかし、子どもの網には入ってくれず、採集できなかった、すぐどこかへ飛んでいってしまったけど。

 その因縁のチョウが多くいて、じっくり観察できたというのは、この2006ロードが初めてだった。

 このチョウの翅の模様には、なぜかというその不思議さにチョウの中でも神秘を感じてしまう。ホントに、ナンデそんな模様なの?
 止まる姿も、翅を上に持ち上げるように広げる特異なチョウだ。開き方は、コノハチョウも共通するか。

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