TOP>草原のチョウ>タテハチョウ科(3)>ヒメヒカゲ |
|
ヒメヒカゲ Coenonympha oedippus |
|
飛翔 |
生息環境についていえば、草原のチョウであるとともに、湿原のチョウでもある。 |
● 美しく・可憐 |
|
(左)メス 飛翔の合間の休憩
普通目には「地味な」チョウ、といったけれども、美しくないといっているのではない。 |
|
明るい茶色の地色に眼状紋、後翅では眼状紋にそって白いラインが現れる。 |
●個性ある変異 美しさ、可憐さに加えて、収集家にとっての魅力は、本種が個体変異と地域変異が豊かであることが挙げられよう。
以上の表を基本としつつ、実際には個体変異として、オス、メスそれぞれに様々な組合わせで現れる。 |
||||||||||||||||
おおむね標準的なオス(この産地の場合) ・地色は、オスとして、標準程度 |
||||||||||||||||
前翅に眼状紋がないオス ・前翅に眼状紋がない。後翅外縁に4つ |
||||||||||||||||
眼状紋の発達したオス ・前翅の眼状紋はひとつ。上に痕跡程度にもう一つ見えなくもない。しかし、後翅の眼状紋はいずれも発達している。大目玉だ。 |
||||||||||||||||
地色の濃いオス ・写真が逆光のせいで判りにくいかもしれないが、地色が濃い色の個体。 |
||||||||||||||||
後翅白帯が発達し、眼状紋の少ないメス ・後翅の白帯がたいへん太く広がっている。メスとしても大きい方。 |
|
|||||||||||||||
前翅の眼状紋の大きなメス ・前翅の眼状紋が大きい。上の個体と比べるとよくわかるだろう。メスの場合、4つ目の眼が出ることもあるが、ごく痕跡のように現れかけている。 |
|
●飛翔のようすいろいろ |
||
|
|
|
|
|
●その他の生態 |
||
|
|
|
TOP>草原のチョウ>タテハチョウ科(3)>ヒメヒカゲ |