|
2006年9月21日から9月25日までの5日間、初めて沖縄・南西諸島のチョウロードをした。 初めてということで、八重山と沖縄本島、両方をまわるスケジュール組んだ。移動に時間をとられたり、忙しいコース設定となってしまい、やや反省もあり。
■初日。早朝に羽田空港へ。羽田から石垣島への直行便。すぐに石垣島から、フェリーで西表島へ。 このロードの数日前、八重山地方を大型の台風が通過した。西表の港からの道沿いは本来ハイビスカスなどの花であふれる風景だそうだが、まったく面影も見られない。山の木々の葉も何か茶色く枯れかかってるような色。これは海水が飛んでかかったことによる「潮焼け」だそう。
西表島では、すぐレンタカーを借り、まず、仲間川周辺のフィールドを散策。天気が悪く、どんよりが基本。たまに雨のぱらつくことさえ。チョウの観察撮影の条件としては最悪に近いかも。それでも、シジミチョウの仲間を中心に数えると14種類もの撮影ができた。明日のため白浜南風見道をぐるりと周り、北部の上原地区へ行き、民宿K荘で宿泊。
■2日目。星砂の浜を見て、白浜南風見道をさらに東南へ。行きどまりの白浜周辺のフィールドを散策。この日も天気は前日同様に厳しい。しかし、せっかく来たんだ。がんばるほかない。 白浜林道も傘をさしながら登ってもみた。途中で、数人の学生グループとすれちがう。先方は、シロアリの研究だとか。独りで歩いてくるこちらにびっくりしているようでもあった。「オレは今、日本の中でも西のほとんど最果ての島の、その中でも西のどんづまりの場所でカメラぶらさげ、独り、雨の中チョウを探しているのだ・・。」自虐的にもすごい状況にいると思った。野生動物にやられちゃったりしたら、どうなるんだろうな。 数種類の撮影種を増やすことができたが、今回の西表島は、条件が悪く、たいへん残念だった。 日本最南端の西表島温泉に入った後、その日の夕方には、石垣島へ渡り、民宿N荘で宿泊。
■3日目。石垣島でのロードは、スケジュール上、今日1日しかない。レンタカーを借り、後学のためにもとにかく有名なフィールドを見て回ることにした。東からぐるっとまわるようなコースになった。 この日は、天気がようやく回復した。とたんに強い日差しが肌を焼く。とともにチョウたちもいっせいに姿を表してくれた。特にアゲハチョウ科に会うには日差しが必要なようだ。
■4日目 今日は、沖縄本島へ渡るのだ。現地に着てから、飛行機を予約。経費的には本土からのフライトとそんなにかわらないほどかかってしまった。仕方ない。空港へは民宿N荘のおじさんが送ってくれた。 那覇空港着、駅ですぐレンタカーを借りて、沖縄自動車道を名護市に向け北上とばす。現地のフィールドを案内をしていただけることになった「やんばるの風」のmhidehieさん(当ページ内では「Mさん」と呼びます。)に会うためだ。昼前には待ち合わせ場所へ。それから本島中部のMさんとっておきのフィールドを数箇所案内していただく。チョウの数が、八重山とまるで違って多い。こうでなくちゃ。幸いに台風の影響は、本島ではたいしてなかったのだ。逆に八重山のチョウにとって相当な影響だったのだろう。

mhidehieさんのご案内のおかげで、大いに撮影種の数を増やすことができた。mhidehieさん、ほんとにお世話になりました。 この日も飛び込みで問い合わせた民宿で宿泊。
■5日目 最終日。大きな目標にしていた特産種のリュウキュウウラボシシジミとリュウキュウウラナミジャノメを目標に、北部地域(やんばる)をロード。 リュウキュウウラボシシジミは、幸いにも会えた。やはり局所的で数の少ないチョウと感じた。そのほかのチョウまでまわるゆとりができた。残念ながらリュウキュウウラナミジャノメはかなわなかった。 この日の夕方のフライトにて、帰らなければいけない。那覇市内の渋滞も心配され、早めにフィールドをあがらなければならなかった。
那覇空港では、最後の最後に、見事な夕焼けをみせてくれた沖縄。また来いということだろう、心憎いことをやってくれる。(おわり)

|